年末就活の顛末

とれたてのホヤッホヤのネタです。

いまいる会社が終焉にむかってまっしぐらなので
求人情報をメールで受け取る設定にしており、
よさげなのがあったんで数日前、思い切って応募したんですね。

いわゆる紹介予定派遣ってヤツで
派遣会社を通じた派遣期間後、契約社員なり正社員なり、企業と直接雇用関係になるシステム。

今回のは2か月間の派遣期間後に契約社員になるというやつ。

年俸もいまのとこと変わらんし、
募集ポジションの業務内容がまるまる、前職で経験してたものなので
「ぜったい、うまくできる~」
と思って。

まずは派遣会社に応募。
この人はと思ったひとにだけ派遣会社から連絡がきます。
募集元にその人の情報送ってOKだったら「顔合わせ」という名の面接。
それを見事突破したら就業、
二カ月間働いてみて双方合意に至ったらめでたく契約社員になれるという仕組み。

第一関門は突破して、応募した次の日の夜、派遣会社から電話があった。
現状や条件やらひととおり話をきいて質問に答えて
職務経歴書と手書きの履歴書が先方から求められている。
注意点等案内のPDFを添付して、この後メールで送りますから、年末で先方の仕事納めが27日なので、できるだけ早く送り返してください。スキャナーをお持ちでしたら、履歴書はPDFで職務経歴書とメール添付という形で、原本は後日郵送していただければ結構です」
という話だった。

じつは7月にも一回、同じ派遣会社に応募して
紹介してもらおうとしたけど、書類提出段階で先方から断られた過去がある。
そのとき、登録情報も更新してもらったんで今回ラクだったからいいけど。

で、7月には「この後、メールをお送りします」と言われたら
数分後にメールきたのね。
で、今回もそうだろうと待ってたんだが
待てど暮らせどメール届かず
前回、スパムに入ってたこともあったから
スパムも何度もチェックしたし、何度も検索かけたけれどメール届かず。
とうとう夜中になったので、あきらめて寝た。

翌日朝、その会社にメール送ってみたけど返信なし。
一日、ヤキモキしているわたしに夫が
「電話してみたほうがいいと思う」
そうだよね。

その日は習い事の忘年会から帰ってきたのが遅かったので
その次の日アサイチに電話してみたら
担当の男性が出てにこやかに対応するもんだから
「あの、メールまだ届いてないんですけど、行き違いがあったのでしょうか」
とおそるおそる言うと顔色変えて(見えんけど)
「あのあとすぐ送りましたけど…?履歴にも、送信したことになっています」

とりあえずこのままお電話つないだまま、待っていていただけますか?
再送します、と言って操作してもらったら今度は届いた。
平謝りのそのひとの謝罪を聞き流しながら
「ありがとうございました」
と電話を切って、バキバキ準備。
その日金曜日の夕方に、職務経歴書と履歴書をメールで送信しましたよ。

にしても、システムの不具合?
それとも、あの担当男性がぼんやりさんで
「送ったつもり」で送れてなかったんかなあ?

履歴書の原本は土曜日、郵便局にでかけて発送しました。

以前ほどキンキンに考え込まないけどやはり、
「これで面接まで通ったら服はあれ、寒いけどもっさりしたダウン着て行ったらダメだろうなあ、、、だからああいうカッコして
「面接とおったら、あまり時間がないなか、退職の申し出しなくちゃ。困られるだろうけど、状況が状況だけに、みなさん理解してくれるだろ」
などなど考えるわけです。

ほんで月曜日、ぼんやり担当くんから
「早々にお送りいただきましてありがとうございます。
丁寧に書かれており、助かります。お話が進むように、尽力します」
的な連絡きたので
「よろしくお願いします。履歴書原本は土曜日に郵送しましたので、今日明日中に届くかと思います」
って返事したわけ。

でまた、できるだけ考えないようにしながらも
(考えたら緊張とかストレスが高じるからさあ)
「連絡が来るとしたら年明け、面接ははやくて1月7日あたりかな。
それからすぐ決まったとしても結構、退職希望日まで時間ないなあ」
などと考えてしまう。

それでも、まあ年内はもうできることしたからのんびりしたれ、と思ってたわけ。

それが、明日が仕事納めという昨日の夜にですね。

いま、働いている会社で大問題が発生したとですよ。
わたしのせいでもないし、わたしが責任とるべきものでもないけれど
社長の指示を受けて対応できるのがわたしだけの案件。

むー、この状況で「辞めます」というのは非情な感じだなあ。
でも、そんな情けかけても沈みかけてる泥船だかんね。
みなさんも、理解してくれるでしょう。

と思っとったらですね。

きょうのお昼前に、派遣会社の女性から電話があり
「残念ながら、この話はなくなりました」
はっきりは言われなかったけれど、先方から断られた印象。
「そうですか、わかりました」
と明るく電話切ったし

「ま、いま辞めるのはちょっと申し訳ないと思ってたからいっか」
と思いつつも、さすがに落ち込みます。

断られた理由を考えてみます。

1.年齢:やはり日本では若い子のほうが好まれるのでしょう。それに、年取ってくるとやはりどうしても経験からの自信とか、頑固になるとかで扱いにくい印象を持たれやすいし、実際そういう人も多い。

2.Overqualified(資格過剰):募集ポジションの業務として書き連ねてあったこと、全部経験あるわ~。即戦力になるわ~、と自分では思ったけれど、それは煙たがられる要因にもなる。そもそも募集の文言が「英語力さえあれば、他の経験不要」だったし、ようよう考えてみれば、今回応募したポジションと全く同じことを同業他社でやってきたわけだけれど、どの同業他社のほうが今回の応募先より「格上」という世間の認識があるから、「扱いにくいだろうな~」「こっちを見下げているかもしれん」と思われやすいのかも。
「有能であればあるほど、いいじゃないか」と思いがちだけど、これまで採用側としての経験もある身から思い出すと、自分を高く思ってるひとって扱いにくいし、あまり出来過ぎると周囲が引いてしまうのですよね。雰囲気が悪くなることもある。職場には「ほどほどにできて(できなくて)場をなごませる人」のほうが重宝されることが意外に多い。

3.履歴書の文字の壊滅的汚さ:自分で感心した。
職務経歴書だけを見ると超デキる人なのに、手書きの履歴書を見た途端、字が不ぞろいだし踊ってるし、アホそうな人満開なんですね。真面目に書いたんだけどなあ。今回、先方がとくに「手書きで」と指定していたそうなので、あまりの字の汚さに呆れられたかなあ。自分で自分の書いた履歴書みて、「自分が選考する側だったら、こいつ落とすな」と思ったもん。

とまあ、考えてもしゃーないことだけどつらつら考えてしまうわけ。

それと同時に、昨夜勃発した大問題のことも思い出し
「どうなるんでしょうね~。とりあえず、またストレスで耳きこえなくなったり、口開かんようにならないよう、上手にリラックスしなくちゃ」
と思っとったら、ぼんやり君からメールがきて

「履歴書原本、届きました。
ただ、これから年末に入るため、お話を進めるのは来年になりますことご了承ください」

はぁ?
あの女性からの電話はなんだったの?
そら、女性から電話あったとき
「あれ?この案件の担当はぼんやり君ではなかったの?」
とは思ったけどさあ。

ま、はやいこと諦めがついたのではやく連絡もらってよかったけど。
しかし、そういう情報共有もできてないの?この会社。
次回仕事探すときは、別のところ通じてにしようかな~と思った。

そんなこんなで、相変わらず事件や、突っ込みどころ満載のたのしい出来事が起こる毎日ですが、みなさまどうぞよいお年をお迎えください。