皆様のおかげです

ここ数か月、会社のあれこれをたたむ手続きを行っております。

いまかかっているのは、とある飲食店の撤退。
きょうが退去日で、こないだ行ってみたら届いてたNTTの請求書、
朝から家のむかいにあるコンビニに支払いにいき
そのままついでに買い物に行って
一時間ほどして帰宅、支払伝票を出そうとすると…ない。

請求書の封筒に、支払い票とお金入れて持って行って
支払ったあとでコンビニ外の駐車場エリアで封筒にお釣りとそれら書類を入れたのだけれど、なんかひっかかって入れるのに苦労した記憶はあった…そのとき落としたのか、、、と慌ててコンビニ駐車場に行き、目視してみるが見当たらず。お昼の休憩してるらしい軽トラ運転手から不審の目でみられる。

あきらめて呆然と帰宅したら、夫が「どうだった?」とあれこれ尋ねてくるのでキレて
「いまテンパってて何も考えられないから!」
頭悪いから、地味に現在の状況を英語に直して説明するってメンドくさいのよねー。

すると
「コンビニに記録あるだろうから、証明だしてもらえるんじゃないかと思って」
ググってコンビニの電話番号調べて電話、事情を説明すると
「レジの記録から出せるかもしれない。確認して折り返します」
とのことで、電話番号を伝える。

すぐには折り返しなかったけれど、お昼の忙しい時間だし
そもそも、わたしのリクエストにむこうが応える義務はないのだし…
と思ってゆったり待つことにして

むしろ忘れてた1時間後くらいに電話、
「連絡遅くなってすみません。確認できましたので、レシート発行できます」

そのために外出服着たままだったのですぐさま出てゆき、コンビニへ。
愛想のいい中年の女性が
「これで、料金支払った証明になりますのでね」
とレシートを見せて説明してくれる。

こんどは落とさぬよう、しっかと封筒にいれて帰宅、
ほっとして家着に着替えてくつろいだ瞬間にまたくだんのコンビニから電話。
「すみません、何度も。たったいま、別のお客さんが『駐車場に落ちてた』と言って払い込み伝票持ってきてくれて。こちらのほうが強固な証拠かなと思って連絡してみました」

「ありがとうございます!!」

と飛んでゆき、ついでに感謝の意もこめて買い物して
「会社に提出しなきゃいけなかったので助かります!ありがとうございます」
「そうなんだー」
と受け取って帰宅。

夫は
「よかったね!こういう、小さなアクシデントがなければ普通の日だったけれど、このアクシデントが解決した!ってことで、より良い日になったね」

う~む、こういうポジティブな思考の夫でほんと有難い。
わたしが余裕なくキレても冷静に、しかし偉そうでなく有効な解決策提示してくれるし。

夫が提案してくれなかったらコンビニに連絡しなかったし、
コンビニのひとが自分にはなんの得にもならんのに確認して証明書発行してくれたことで事なきを得たし、
さらに見も知らぬひとが届けてくれたおかげでそもそもの払い込み伝票も戻ってきたし(他のひとは普通そうだろう、スルーしたので車のタイヤの跡や足跡などが紙の上に残ってた)、それをさらにコンビニのひとが連絡してくれたおかげでしれっと会社に提出できることになった。

夕方は飲食店してた店舗の退去立ち合い。
無事完了して、その足でとある立ち飲み屋へ。

いぜんから通っていた、そこの店主に協力依頼して
じぶんは素人であるので、店舗の片付けについて、一緒に現場を見てもらっていろいろと助言を得ていたのだ。
「おかげ様で無事、片付きました」
の御礼をしてから、もうひとりのお店へ。

20年来の友達で、彼に相談したところ、買取と片付けを一手で引き受ける業者を紹介してくれたのだ。おかげで、バックレた店長が別の業者に見積もりを取ったときよりもほぼ倍の値段で買取してもらえることになった。その他、彼にはこまごまとしたことも助けてもらった。

「じぶんひとりで生きてるつもりでも、誰かの世話になっている」とはききますが、まさにまさに、みなさまのお陰で生きている自分を実感した一日でした。