くるときはくる

そうして、しばらく停滞期だったわけですが―
昨年は警視庁の事情聴取、上の娘の夜逃げ、社長の逮捕にその事業あれこれの後始末とてんやわんやで、当然ながら会社も危なくなり、ついに解散の煙がみえてきたころから転職活動を活発化させたけれども年齢もあるでしょう、苦戦して経済的心理的不安があるものだから人との連絡をあまりとらず内向的な生活、仕事も完全テレワークだったから外に出ずで、同じく仕事なく在宅の夫と一緒にいる日々を過ごしていると閉塞感を感じていた―

ようやっと就職が決まり
2週間後に勤務開始で若干新職にむけての緊張を感じながらも
ゆるゆる穏やかに安心して日々を過ごしているところですが

そうなると、これまでなんもなかったのが
自分が予定組んだものもあるけれど、あちらこちらから声がかかって
ひとと会う予定が立ってきて
就職までの日々、なにもしないと手持無沙汰で
自分の得意技、あれこれと想定して心配や緊張がふくらんでいきそうなので
気がまぎれて有難い。
もちろん、ひさびさの方々がわたしのことを気にかけて連絡をくれたり、「会いましょう」と提案してくれるのも単純に、うれしい。

自分がそういうグルーヴにはまりこんでるのか
停滞するときは停滞するけれど
くるときは、不思議なくらい、あれこれとはいってきて、開けてゆくね。