継続とやめどきのはざまで

フラに通うのやめました。

いや、正確にはちょっと休んで様子見…てことにしてるんだけど
すくなくとも、いまの教室には戻らないかなーと思ってる。

※「フラってフラダンスかフラメンコか、きちんと言えよ!」
と言われることがありますが、ハワイアンフラは「フラ」がダンスという意味なので、「フラ」とだけ呼びます。

もう20年ちかくフラは習っていて、
若い頃はなにも長続きできない、と思っていた自分にとって
唯一、こんなにも長く続けられた習い事であるし
(ほかに長く続いているといえば現在の夫との婚姻)
それに、フラを始めてからそれまであった身体の不具合が解消され
続けることで女性らしいカーブのある体型をたもって運動不足解消できてるので、辞めるのには(いや休会か)するのはとても勇気がいった。

フラを習い始めて8年目で、当時通っていた教室では続けていく意味がないと思い、新しいところを探して入会してずっとそこに通っていたわけですが
まあ、いろいろあったけれどもなんとか続けてこられてた…

けれど、教室の雰囲気とか、先生の在り方への不満がじんわり積み重なってしまい、運動のほうは行けるときに通っているボルダリングと、1月から始めたカルチャーの太極拳、それから家で気分が乗ったときに練習するフラに頼ることにして思い切って休会を申し出た。あくまで自己都合ってことで。

するとねえ、いろいろ、スッキリしたのですよ。

教室に行かないから、って家でこまめに自主練するようになったし
いつでも音楽が頭の中で聞こえて以前より家で踊るようになった。
たのしく過ごせるようになった。

あー、あの教室でのこういう進め方が自分には合ってなかったんだなー
お月謝払って行ってるのに先生のぎゃーぎゃー話につきあわされるのしんどかったなー
先生のおかしいと思える意見にうなずかなければならないのもイヤだったなあ
変に日本的師弟関係とか年数序列とかあってそゆとこ、アホらしかったよなあ
周囲に配慮できないレッスンメイトとのレッスンが苦痛な部分あったよなあ

などなど、気づいちゃいたけれど、継続するほうが大事だと思っていたので蓋をしていた思いにはっきり向き合えたというか。

6年くらい前に、先生に嫌われてたのが明らかだったひとが辞めたときに
そのひととは少々親しくしていたため、お茶をしたら
「先生に嫌われていたのはわかっていたけれど、変な意味で我慢強いから…」
とそのひとが言っていて、

まあそのひとは傍目にも、先生が嫌うような言動して、クラスをかき乱していた部分がおおいにあったので嫌われても仕方なかったよなあ…と内心思っていましたが

そのひとの話をきいていて
「わたしがそういう状態になったら、長引かせずきっぱりやめるぞ」
と思ったものだけれど、いまこうしてみると、自分もへんに我慢強かったのかな、と思えてきた。

いや、わたしはそのひとも
「篠木さんは、変な動きするところもあるけど、歌心というか、感性があるところが先生気に入ってるきがする」
と言っていたように、自分でも感じていたけれど
先生に気に入られていて、ずいぶんと気にかけてもらったり
いろいろと配慮をしてもらっていた。

先生に嫌われたわけではなかったけれど
思えば1年半ほど前に、レッスンメイトがらみでやめようと思ったことあった
いや、その前にもあったか…
でも、「継続は力なり」と言うし
夫以外で一番ながく続けられてたものだから、簡単にはやめたくなかったのよね。

けれど、しがみつく必要なかったのか…?とも思うのだけれど
なにごとも正解はないのだし、タイミングとかもあるものだし

これだけ長く続けられてきてよかったよかった!

めでたしめでたし、ってことにして
いまの状態でまた運動不足感じたり
フラに戻りたい気持ちが高じてきたら

そのときはそのときで考えることにしまする。