やらとかなあ、どこにしよう

田舎からでてきてはやン十年たつというのに
いまだ京の水に染まない田舎者のわたしですが

24年前に次女を出産した際に
産院で水無月が出されて京都では6月30日に和菓子「水無月」を食べる習慣があることを知り

ja.wikipedia.org

以来、思い出とともに水無月をいただくのが習慣になっているのが、数少ない京都に染まったところでしょうか。

今年はどこのを食べよう~、
王道のとらやかなあ、それともおいしいと評判の近所の餅やさんにしようか(人気らしい仙太郎はたぶん、自分好みでない気がする)。とあれこれおススメ水無月情報を探しているところ、さいきんWeb会員になった京都新聞Web版会員向けページでみかけた彬子女王のコラムを読んだところ、「虎屋」の社長の黒川光晴くんの話がでてきて
「へえ~ くんづけするほど親しい・若者な感じ?」
と興味を持ってググってみたところ、出てきた。

www.okashi-np.com

35歳の若き経営者~
幼いころから覚悟があった、とかすげ~
順調に家業を継げた、双方が幸せな例ですね。


ほんでそやそや、思い出した。

数年まえ、知り合いのお店にいったら
とらやの水無月だしてくれて、それが端正でおいしかったので、やっぱり王道かなあと思ったのだった。

「妹がとらやで働いてるんで」

と言われたのを「トライ」ときこえて
「へえ、家庭教師してるの」
(なぜ家庭教師で水無月?差し入れもらったのかな?)
と言ったら


「と ら や です」


と言われたのだった。

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やらと