ヘンなひと前提で話をされた

年末年始は体調崩し、そうこうしているうちに緊急事態宣言で
いつも行ってる木屋町のバーにしばらく行かなかった。

夜から繁盛する店だし、20時にしまってしまうなんてねえ。

そうこうしているうちに、酒類をださないお触れが。

ますます、行かんさ。

お酒飲めないバーなんてねえ。

と、ますます足が遠のいていたのですが
先日、親しくしているマスターの誕生会をするというので
それをきっかけに久しぶりに足を運び
やはり、いつもの店でマスターはじめ常連さんと話をするのは落ち着くし、たのしい。

というので、また足を運んでみようと思った。

そういうわけで、
「お酒をださないバーに、誰がいくんだい」
と思いつつも、とある土曜日の昼下がりに行ってみたら、これが意外に盛況。
みんな、ウォッカなしのブラディマリーや
ジンなしのジントニックを飲んでのんびり過ごしている。

しかも気がついた、
昭和な雰囲気の狭くて小汚い薄暗い照明のなかにいて
アナログレコードの音をききながらぼんやりしていると
お酒がはいってなくても、酔えるということに。

そうして再び、その店にちょこちょこ行くようになった。

先週末、昼過ぎから河原町に出かけてまだ早い時間に一杯、ソフトドリンク飲んで帰りましょうかねと足をふみいれたら、いぜんからの知り合いがカウンターに座っていた。

自然、となりに座ってあれこれ話をする。
常連さんについても話が及ぶ。
そのうちのひとりであるUさんがPCからTwitterやってるということで
わたしもそうだけど?←じぶんにとってはそれが普通
と言うと

「PCからTwitterやってるひとっていままで二人しか知らないけど
二人とも変なひとだ」

と言われた。

おいおい、わたし変な人前提で話してます?

そらあ光栄だな。

わたしのなかで「ヘンなひと」というのはカーストが高い。

若い頃、エキセントリックな恰好で街に出没していたもんちゃんとおかまバーに行ったら、ママから「あんたって、フツーねえ」と言われたことがトラウマになっているから、「ヘン」と言われるのはとてもうれしいのだ。

そして目指しているのは、「一見穏やかでフツーなんだけど、話してみると実はヘン」な人です。精進します。