国際結婚はメンドクサイ罠

ロシア人の夫といてなにがメンドくさいかって
ちょこちょこ、
「ロシアでは、スープ、前菜、主菜とお皿ごとに順番に出てくるものだ」
などということです。

うるさいっ、ここは日本じゃ!
えーかげん日本式に慣れろ!
それに、一気にテーブルに出してしまうのがラクなんじゃ!
主婦は座るなっちゅうんか?おお?

だいたい、前の妻のロシア人からはろくな扱い受けてなかったんだろ?
彼女もちゃんとそんなに出してくれてたんか?
ロシアにいたときの寮の食事はひどかったって言ってなかったか?
貧しくてろくに食べられない時期もあったって言ってただろ。
それに比べたら、ずいぶんとマシな食事だしてるんじゃないか?

と思いマス。
まあ、さいきんは思い出したようにそう言うことも減ってきましたが。

それでも、いちおうは気にしているので
在宅勤務の今日のお昼は、スープ(昆布とロブスターで出汁とったえのきの味噌汁)
をまず出して、それを食べ終えられてから、主菜(ポークソティと野菜の洋風炒め煮)

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ポークソティと野菜の洋風炒め煮

を出しましたら、たいへんにおいしかったようで
ふだんはわたしが「おいしい?おいしい?」と尋ねるのですが
きょうは食べ終えるととても幸せそうな顔をして
「マリちゃん、ありがとう!」
と言ってくれたので、許す。

ま、国際結婚てお互いの文化や習慣がちがうってことですが
田舎から京都に出てきたわたしにとっては言葉もだいぶ違うし
食文化や細かな習慣なんて地方、もっといえば家庭ごとに違うのだから
違うことが最初から前提のほうが、むしろ覚悟できてていい。
じっさい、同じ言語をしゃべるひとよりもお互いわかりあえてると思うし
異文化がおもしろいと思えたら楽しめますよね。

そら、ときにはメンドクサイこともありますけどさ。