コロナ禍のなか、すこしでも助けになれば、という思いと
ふだんテイクアウトしていないちょっといいお店がテイクアウトしていたりするので
あちこちから入ってくる情報を吟味しては、いろんなお店のものを買っています。
そうやってついつい食べ過ぎてハタと気づけば
ただでさえここんところ体重増加傾向にあったのに
コロナ禍でダンスのレッスンも休み、
ボルダリングジムも閉まっているで運動不足加速。
思いがけぬ福音で
週2日の在宅勤務の曜日の平日昼間
自宅ちかくの小さなカフェの軒先で
質のいい無農薬野菜販売が行われており
先週金曜、昼休み時間にすわと買いにいき
せっせとおいしい野菜をたのしく食べて
ここしばらく、職場のランチは周辺のお店のお弁当を買っていたのですが
節制と節約をかねて、きのうきょうは、自作お昼。
きょうは、無農薬野菜販売で買った葉つきセロリを削ぎ切りしてEXVオリーブオイルで炒めたものと
こないだ通販で買ったソーセージをはさんだサンドイッチです。
そう、先日は通販で自家製ハム、ベーコン類を購入したのです。
数年まえに、知人がやってる飲食店の納涼祭が開催されて行ったことのある焼き肉屋さんで
その時食べた自家製ハム、ソーセージが美味しかったので
また行きたいとFBでフォローしていたところ
この時期、送料込みのお任せ生ハム、ソーセージセットを販売とのこと。
同じ京都市内にあるお店のものなんだけれど、我が家からは車でないと不便な場所なので
すわ、と飛びつきました。
申込はSNSかお電話で、とのことだったので
FBのメッセンジャーで連絡とったのですが
かなりまどろっこしいやりとりとなりました。
「通販申し込みたいので、方法を教えてください」
と言っているのに、ひとつひとつ、丁寧に説明したり、きいてきたり。
「ああ~、すでにセット内容決めて提示してあるんだから
1.A,B,Cどのセットか
2.送付先氏名住所連絡先
3.希望送付日時
4.決済方法(代引きか銀行振込(後払い))
をお知らせください、とした文章をあらかじめ作っておいて送ったら効率いいのに」
と思いましたが、
自分がイラチでキレキャラなのをふだんから反省しているので
ここは辛抱強くいくことにしました。
どうやら基本、ここに通販を申し込むのは既知の人ばかりであるようなので
辛気臭いやりとりになるのも、仕方ないのであろう。
とは思ったものの、配達日を間違えられたときにはさすがにキレました。
5/7の午前着で手配します、とあったので
在宅の夫に受け取りを頼みました。
ベーコン類が届くのを伝えていたので、それらが大好きで
なおかつ、その日我が家にはめぼしい食べ物がなかったから
「これ、僕お昼に食べられるね!」
と楽しみにしている夫をほほえましく思っていただけに
12時過ぎて
「午前中って、何時まで?まだ届かないんだけど…」
という連絡があり
「13時までかなあ。宅配業者も忙しいんじゃない」
と返しつつ、一抹の不安を感じてお店に
「まだ届かないのですが、宅配業者と追跡番号をお知らせいただけますか?
(そうだ、それらも連絡なかった)」
メッセージ打ってみたら
「すみません。明日と勘違いしていました。
いま、やりとりを見返したら今日でした。
お荷物の準備はできております」
し~ん。。。
夫には平謝りで、ストックのあった袋ラーメンを作って食べてもらい。
出荷したら、宅配業者と追跡番号を知らせてくれるようお店には連絡しましたが
言葉の端々に冷ややかさが出てしまったのは否めません。
ですが、いざ荷物が届いて、たくさんの生ハム、ベーコン、グアンチャーレ、ソーセージをみて
少しずつ食べてみると「どれも美味しい!」
さいきんは売り込み方、プロモーション等がうまいところが増えてきて
それが当然のように感じていましたが
まだまだ、「いいもの、美味しいものをつくるひとが商売上手に能率よく手際よく事務仕事や接客ができるわけじゃないんだなあ。また、飲食業やっていても、テイクアウトとか通販とか普段と違うことになると、慣れてないのでこちらからみるとどんくさく感じてしまうことも多いのだなあ」と考え込んだできごとでした。
先週の日曜日、下の娘が同じ京都市内ではあるけれども一人暮らしをはじめ
本日火曜日の終業後、夫とともに彼女の部屋に行き
19時すぎに到着予定のパイプベッド組み立てを手伝う予定。
その他こまごました手伝いや差し入れ品をもっていくついでに
わたしが途中、食べ物を仕入れて彼女の部屋で晩御飯を一緒に食べましょうと提案して賛同を得ました。
それで、そうと決まった昨日から、FBの「テイクアウトお店情報」やら
自分の記憶やらを総動員して候補を挙げては消し、を繰り返し
ある程度目星を決めて出勤してみたところ、オフィスの机にテイクアウト情報ちらしがあるのを見つけました。
こないだ、郵便受けにはいっていたのをとっておいたのでした。
改めてみてみると、
「お弁当TAKE OUTマルシェ
10のお店から選べる 期間限定テイクアウト」
京都市中心部の、わたしも名前を知っているお店のテイクアウト情報が
可愛くておしゃれなデザインのなかにわかりやすく掲載されています。
その中に、うちの家族の全員がよしとしそうなお店のものを見つけたので
今日はこれを17時になったら電話をかけてみようと思っています。
さて、これは誰がオーガナイズしているのかなと思ってみてみると
「企画:櫻井勇希(同志社大学大学院 総合政策科学研究科)
協力:クロスコミュニケーションズ株式会社
https://www.x-locations.com/
三村 卓也(西村鮮魚店)」
となっています。
Messageとして
「活気がある京都が大好きです。今、僕にできることは
データにもとづいて飲食店から京都を少しでも元気にすること。
今回のお話に快く賛同して下さった飲食店様をはじめ、
クロスコミュニケーションズ様の技術と本紙「TAKE OUT」によって、
みなさんの食卓にワクワク感を添えられたら幸いです。」
とあります。
そう!こういう風に、それぞれの得意分野を持ち寄って
いいシステムでよいものをスムーズに提供できるようになるっての、いいよねえ。
もちろん、昔ながらのゆっくりしたコミュニケーションの味わい、ってのもあるでしょうが。
コロナ禍で大変な思いをしているひとも多い中、
多くのひとが当事者意識をもって
自分たちでもなにかできないかと道を探り
消費者の方も、決して裕福なわけではないけれど
すこしは力になれたらと、自分たちのできるお手伝いを無理なくしている。
(自分も多少は、実践しているつもり)
心強い思いがしています。