こないだ図書館から借りて読んだ2冊。
・言ってはいけない―残酷すぎる真実―
・読みたいことを、書けばいい。
文学であれ実用書であれ、
その本から読み取ることは自分の自由ですよね。
ほかにもいろいろ書いてありましたが、
これらの本からわたしが読み取った一番大きな部分は
「言ってはいけない~」は
「遺伝子の影響ってかなり大きい。親ががんばってしつけようとしても、教育しても、無駄なことも多々。親ができるマックスいいことは、環境を用意してあげること」
で、
「読みたいこと~」
は
「じぶんの好きなことをやろう!することに愛、『好き』がなければ、やってて書いてて面白くなければ受け手もそれを感じる。書くことについては、一次資料をしっかりあたり、情報を調べ上げたうえで自由に書くのがいい」
という感じ。
「読みたいこと~」は伝えてることはほんとに少なくて(ポイントを絞る意図はあったと思う)あとはページ数稼ぎみたいな感じ。就活前後の若者に響く本かな~と思いました。ただ、冒頭にここんとこかなり悩んでいた「自分のやり方」に回答をもらえた部分があったのでよかったです。
「言っては~」はもうすこし大人向け。いろんな文献あたって最後に参考文献一覧がざざざっとあったけれど、なんか著者の意図に従って強引に資料や数字を読み解いている、無理やりつなげている感がなくもなかったけれども、遺伝や環境によって決まることについて、これまで得てきた知識や経験から考えていたことを補強できた。
両方とも、自分の経験に照らし合わせて考えることうなずくこと首をかしげること多々あったのですが、それをぜんぶ書き連ねたらつまらない長文になりそうなので、これだけにとどめておきます。
あと、「読みたいことを書く」というのは「読みたいこと」であって「書きたいこと」でないのがポイントだと思いました。自己満足に陥らずに、自分が読んだら面白いと思うものを書こう、とね。