きのうときょう、ロシア映画「Flight Crew」を観た

子どもの頃は「朝鮮漬」と呼ばれていたキムチ、
好きだったのに、前の夫(在日韓国人で、彼のお母さんが漬けるキムチは絶品だった)
と別れてからもうかなり長いこと、キムチを食べる気になれなかった。

今年のはじめに別れたひとは映像関係のひとだったからか、
コロナの影響で映画館に行かないのはもちろんのこと、
家でもあんなに見ていた映画をぱったり観る気がなくなり
数か月、観なかった。

それがようやく、暇つぶしの映画でも観てみようかな、という気分になり
昨夜は契約している「ひかりTV」の見放題の映画を探して
無難そうなロシア映画「フライト・クルー」を観ました。

eiga.com

夫によると、もともと1970年代につくられた映画のリメイクだとか。
イマドキの西洋のイケメンが主人公でうまく作られてたし
ロシア語の勉強にもなったし、まあ、満足。

と思ってたら、「最初に作られたほうが、よくできている」と夫が言って
入手してくれたんで、今日は午後から、元映画を観ました(日本語での情報はみつからなかった)

en.wikipedia.org

ロシア語で、英語の字幕。英語を読むのはさすがに日本語ほど速くは読めないけど、まあなんとか。
たしかに、元映画のほうがそれぞれのキャラクターの日常生活、人間性を掘り下げてる感じで深みがありました。
パトリック・スウェイジの「ハートブルー」のほうがさいきんのリメイクよりよかったのと、同じような印象かな~。なんでも新しくて、最新の技術やイマドキのもん取り入れればそれでいいというわけでもなく。

元映画を説明するWikipediaで最後に
「彼らは緊急事態でのほうが日常よりよほど、冷静沈着に対応できるのであった」
と結んでいるのが「なるほど、たしかにそうだった」と納得しておもしろかったのでした。