どうでもいいことの考察

みなさんこんにちは。
どうでもいいこと研究家の篠木マリです。

働いていると(いや働いていなくても、日常生活でもいろいろあるでしょうが
働いていると、いやでも合わないひとと長時間一緒にいなければならない確率が高いので、とくに)
仕事仲間に対してじんわり嫌だなあ、と思うことってそこここに転がっていますよね。

「え~ そんなことないッスよ!」
「いいひとばっかりで、毎日たのしくて」
というあなた、あなたはラッキーです。

多くのひとは、多少なりとすごく嫌なことから
他のひとにとってはどうでもいいんだろうけれどちょっと嫌だなあ、ということまで
「いやだなあ」「つらいなあ」ということがあると思います。

で!
現在同じ部屋にふたりきりでPCに向かう同僚の気になるところがいくつかあるのですが
そのひとつに、「キーボードを叩く音がうるさい」というのがあります。

わたしたちふたりとも、ノートパソコンで、キーボードの性能もさして違わないはず。
それなのに、わたしがタイプするとほとんど音がでないのに、
同僚氏は文字通り「叩いて」いる。
「ドスドスドス」みたいな音がする。
それでさりげなく注意してみているとですね、
たぶん、わたしのほうはキーボードからあまり指を離さずに
平行移動くらいの感じなのですが、同僚氏は垂直運動、わざわざ指を上げて叩いているのですね。
自己顕示欲かしらん。

Skypeでグループチャットしていると
同僚氏がわたしより先にキーボード叩き始めても
同じ量の文字(たとえば「おつかれさまです」)でも、わたしより遅い。
これは、わざわざキーボードから指を離してるから、それだけ音も出れば打つ時間もかかるってもんじゃないんでしょうか。タイプライターのように、確実に下まで字を打たなければならない時代は仕方ないでしょうが…。

これは、音に対する意識のちがいもあるかもしれません。
わたしは、音をたてない=上品と考えているし、
西洋かぶれなところがあるから、
鼻はすするより、いっそしっかりかむべし、という考え方なのですが、同僚氏はいつもスンスンスンスンいっている。
鼻腔が弱くて、かんでもすぐこうなるんです、と言ってくれたら
「そうかあ、仕方ないな」
と思えるけど、なんせなにも(必要事項でさえ)伝えないひとだからなあ。

そもそも、それがひとに不快感をあたえているという意識がないのだろうし
だからこそ、仕事中に「くわあああ」って大きな口をあけてみっともなくあくびしたりするんだわ!
仕事をバカにしているようで失礼だってこれまでの社会人経験で学ばなかったのかしら。ぷんぷん。

しかしなあ、たぶん、どんなひとと一緒にいても
2人きりで毎日7時間もおんなじ部屋におったら、
いやでも気に入らないところが目に付くだろうし
まだ、マシなほうなのかもしれない。
わたしだって、自分の気づいておらんところで同僚氏に嫌な思いをさせて不便をしいておるかもしれん。

んがやはり、キーボードの音は気になるなあ…
なんとか気にならなくなる解決法ないかなあ。