仕事中は自宅にいる夫といつでもやりとりできるように、
常時チャットアプリを立ち上げています（そういうのが許されてる会社）。
夫から「寿司は冷蔵庫にいれたらいい？」と連絡がはいり、頭のなかが「？」になりました。
外国人の夫は寿司が好きではないので、自分で買うはずはないし…
同居の娘が買ってきたのだとしたら（いまだかつて自分で寿司を買ってきたことないが）
自分で保管場所を決めるだろうし、彼女がそこにいるのなら、夫がわざわざわたしに訊いてくるはずないし。
寿司の宅配？
（宅配といえば、Amazonかネットショッピングしか思いつかないわたし）
刺身の産地直送なら頼んだことあるけれど…
と相変わらず頭の中が「？」になりながら
「誰か買ってきたの？送ってきたの？」と問うと
「配達された」と言う。
わけわからんので、写真を送ってもらう。
（夫が送ってきた画像は全体像です）
入れてある袋から、どのお店か見当がついたので同僚に
「プライベートな電話します」
と断って（そういうのが許されてる会社）電話。
お腹が空いて注文したのだろうから、届かずにイライラしているであろう注文者のことを思って、できるだけはやく解決したいと。
お店に電話がつながって、事情を説明すると
店「うちは言われて渡しただけなんで、そちらでUberEatsに連絡してください」
私「はぁ？こちらは間違えて届けられて迷惑している側なのに、わざわざこちらがそんなことしないといけないんですか？そもそも、なんでUberEatsって決めつけるんですか？ここには何も書いておらず、記号数字だけですけど」
店「そこに書いてある注文番号教えてもらえますか？うちはUberEatsと〇〇の２種類で出前やってまして、、、」
番号を伝えると
店「UberEatsですね。ただ、こちらも注文を受けて渡すというだけで、それ以上の義務はありません。受取人の電話番号も『090-XXX…』と記載されていて、わからないんですよ」
それでも食い下がって、UberEatsの電話番号を教えてもらい、電話をきった。
さっそくかけてみるが、つながらない。
仕方がないから、ネットを検索する。
出てくるのは、「パートナー」についての説明が主。
ようやく、緊急連絡先を見つけた。
ところが、どの番号にかけても、機械が答えて
「登録の電話番号を押し、最後に＃を押してください」
試しに登録されていない自分の番号を入れてみると
「不正な操作がされました」
と言い、
「登録の電話番号を押し、最後に＃を押してください」
のループ。
さきほど店で教えてもらった電話番号も、登録された業者からの電話しか受け付けないと思われ。
かんなりネットを捜索しましたが、「登録してないのに誤配された場合」の対応法、連絡先はみつからない。
普段からわたしがネットで注文したものがばんばん届いているので夫はなにも疑問に思わず受け取ったわけだけれど、日本人だったら
「？注文してないよ？」
で済んだかもしれないし、じっさい、後で帰宅した娘が
「わたしがいたら、そんなことにはならなかったのに」
と悔しがったけれど、日本人でも、まれに
「家族が出先から頼んでくれたのかな？」
と受け取るひとがいるのでは。
そうこうしているうちにどんどん時間はすぎ、
一定時間が過ぎたら注文者もおかしいと思って動くだろう、とは思うものの
しかし、こちらにはUberEatsや配達者から事情説明も謝罪もないのだろう、
食べる気もしない寿司を持て余しているというのに、と思うと腹の虫がおさまらぬ。
せめて、登録していなくても連絡できる窓口をひとつくらい、用意しているべきでは？
と、今回の顛末をメールででも送ろうと連絡先を調べたら
メールの問い合わせさえ、受け付けてない…
登録してないひとには、連絡の手段なし。ナッシング。
これって、おかしくない？
もやもやした気持ちをいまだ抱えながら、この話をあげようと、その前にもう一度情報確認しようと再度ネットを検索してみると
受け取り側の不備やワガママを愚痴った配達人のブログを発見。
配達者が配達完了したと思ったら、ステータスを「配達完了」にするらしいから、
その時点で注文者は「おかしい」と早い段階で気づけたわけね。そこは安心した。
そして
「UberEATSは指定された場所、正確にはアプリ上のピンが立っている場所に5分（以前は10分）待機してお客さんと連絡できなければ配達完了にしていいことになって」いて
「届けられなかった食事はUberEATS曰く「配達員におまかせします（責任逃れ～）」であり私は毎回持って帰って食べてます。」
とのこと。
ということは、この寿司も、うちで処分しろってことなのね…
ひどいシステムだ。
これまでも利用したことないけど、これからも、するもんか。
と決意した朝でした。
