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世間はせまい

なんかここんとこ、自己肯定感がいい感じにあがってきています。

長いこと自己批判が続いていたのですが
（そう言うと、娘から「え～　ママ、いつも『さすがわたし』『わたし天才やな』とか言ってるじゃない」と言われるのだが、それはそれ、これはこれで実はしょっちゅうダメな自分に落ち込んでたんだヨ）
なんかここ数週間、いつもながらの浮き沈みはあるものの
「自分、これでいいじゃん。自分なりに生きてきたヨ」
と相変わらず過去を思い出してはガオー！と言いたくなることあれど
自分をやさしく見守れるようになってきたのです。

ここ数か月、地味に毎日のように日記に
「きょうの自分のよかったこと」
を書き出してみたり、
ついふっといつもの癖で自己批判しそうになるのを慌てて引き戻してきた成果かしらん。

それとも、中年以降になると脳のはたらきで多幸感が増してくるという、その状態に足を踏み入れたのか。

一回り人生先輩の夫も、「40歳代がいちばん精神的にしんどくて、その後楽になるよ」と言っておるが、わたしにもとうとうその時期がやってきたのだらうか。

ともかく、ここんとこふんわり自分に（あくまで自分に）やさしく生きている。

下の娘は昨年、大学卒業して社会人になり働いているのだが
きょう急に、「ABDCってご存知？」とかLINEしてきおった。

きいたことないし、検索してみてもなんもでてこない。
「なにそれ？」
と訊くと、
「これこれこういう組織」
ああ、それは前職で関わりのあった組織だな。
「ABCDなら前職で関わりあったけど」
同時に娘が
「ABCDやった」

くだくだやりとりをしてわかったのが、
働きはじめて１年だが、今日はじめて職場で一緒になったEさんが
「あなたのお母さんて、〇大学で働いててベリーダンス習ってるひと？」
と訊いてきたのでびっくりしたところ、以前ABCDで働いてわたしもお話したことのあるEさんだったとか。

しばらくその話で娘とのLINEが盛り上がりました。

「ベリーダンスでトルコまで修行にいったり、鴨川でベリーダンス踊ってくれたりして
おもしろい人やったわあ」

と言われたそう。
そう！トルコまで国際合宿に行ったこともあったなあ。
鴨川でベリーダンスしたことは忘れたけど。

「おもしろいひと、という評価でよかったわ」と私。
「な」と娘。

そうしてきょうも、自己評価がやんわり高めなのです。