道具 matters

今週のお題「好きなお店」

 

こないだ、ストッキングつけてスニーカー履いて徒歩片道40分ほどの職場を往復したら、左足の親指の腱を傷めたようで、以来、痛みを感じていた。

ここ数日、すっかり初夏の陽気になったので、
ケンコー ミサトっ子

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で買った草履を出して歩いてみると、なんと、30分くらいの外出ですっかりその痛みが消えた。
しかも、ふだんから正しい姿勢に苦労しているのが、自然と正しい姿勢になるのに気づいた。骨盤をちゃんとして立てることに。
鼻緒を指でつかむことで足指に力がはいっているのだろうし、
「子どもの足裏の発達と健康を研究をしている”原田碩三先生”が監修の元、足の指(趾)を使うことの重要性から生まれた軽くて丈夫な履き物です。」

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とあるとおり、よく研究されて作られているからだと思う。
天然イグサの畳表も気持ちよい。
職人さんがひとつひとつ、作っているという。

販売しているのは兵庫県の会社だけれど、作っているのは奈良の会社らしい。

地方都市から京都に出てきてン十年になるけれど、奈良の底力をかんじる近年。
「京都はいにしえの都、奈良はいまだにいにしえ」
と言われるように、いまだ大和朝廷の空気が残っているような
空の広い奈良に行くのは以前から好きだったのだけれど、
機会や縁があって、この数年奈良に行く機会がぐっと増えていて
長年の都で気取っていて、それ自体がブランドになってしまっている京都より
奈良は自然体な感じでよいし、実は奈良産のものは、質の良いものが、多い。

ただ、京都のように商売上手ではなくて、いまいち認知度が低いものが多い。
「中川正七商店」

www.nakagawa-masashichi.jp


を先頭に、ようやく全国に打って出る戦略をたてられるところが増えてきたかなあ、という感じ。

道具って大事。
そして、奈良にはいいものがたくさんあるから、これからもいろいろ見つけにでかけていくつもり。