おまいう

このコロナ禍で、通っているフラレッスンもこの2か月、休み。
おそらく5月も、とのこと。
ちょろちょろ行ってるボルダリングジムも、とうとう臨時休業にはいった。

フラは20年ほど習っていて、ほかにベリーダンスコンテンポラリーダンス
ほかにも合気道や身体系のワークショップにちょろちょろ参加して
ベリーダンスなどは、10日間くらいのトルコでの国際合宿に参加したことも。
お蔭で、年齢のわりにはくびれをキープしているのですが
ここ2年ほど、飲食の趣味が合うのでつい食いすぎ飲みすぎて
太りすぎてしまったひとと、今年初めに別れたので
ようやっとキープすべき体重にもどってきたのに
フラもボルダリングもせんのに加えて
応援したかったり、普段テイクアウトしてないおいしい店がしているので
せっせと買って食って、体重が順調に増加、ぐぬぬぬぬ。

そのフラなんですが、これまでに2人ほど、よけいなことを言うおばはんがおった。
フラスクールは、一回変わっています。
習い始めたところは、先生が儲け主義にはしって
最初は先生が生徒の前で踊ってくれていたのに、
同じ月謝でわたしより下手なんちゃうか、というインストラクターに任せだしたので
10年目くらいで離れ、いろいろと納得できる現在のところに所属しています。
人数が減ったので消滅した、最初に通い始めたのとは別のクラスに通うようになったのですが
最初のクラス、いまのクラスに一人ずつ、そういうおばはんがおりますた。
どちらも、わたしより10歳くらい上。

レッスンの最中に、
「篠木さん、その動き間違ってる!」
とか、
「篠木さん、そこおかしい!」
とか言ってくるのです。

んで、そのひとらはどうかと言うと
クラスで一番へたくそで、どうしてそこまでセンスのない踊りをできるのか、
というくらいのレベルで、先生の指導も理解できない。

「あんたが言わんといて!」
「余計なこと言うな!まず自分をなんとかしろ!」
とズケズケ言う先生から怒られるのですが、
自分自身ができないくせに、他人のアラには目がいき、なおかつご親切にも注意までするというのはどういう神経回路なのでしょう?

そして、どちらもいい人で、おそらく「よかれと思って」注意してくれてるんですね。
でも、「まずお前じぶんをなんとかしろ」というレベルなんですよね。

最初のひとは、結局先生に嫌われすぎて、去っていきました。
わたしへの注意だけでなく、「よかれ」という思い込みが強すぎて
クラスのひとたちと衝突するという「事件」も起こして。
いい人なので(別名「おせっかい」)、他のひととあまり関わりたくなく
あえて距離をとっているわたしにも近づいてきて、ある程度仲良くしていたので
辞める際に、「先生にこれまでありがとうございました、って品を渡して」
と外のお店で会食して託けられたのですが、その際に
「篠木さんには、先生優しい気がする。
歌心というか、自然のセンスがあるから、前のスクールからついてしまってる癖か、
ヘンな動きをしているのも、先生注意しないのかなと思う」
と言われました。

たしかに、先生は何人かひいきにしている生徒がいて、わたしにも親切にしてくれていると思う。
でも、注意しないのはあきらめてるんじゃないかな~、と思いつつ
ここでもあえて、「変なクセ」があることを指摘するか(笑)
でも、ひとのことは見えるのに、どうして自分は見えないのだろう?と不思議でした。

文学批評など、自分では書けなくても批評眼あるひとが批評をするのはわかるけど
フラレッスンに通っていて、自分はできないくせに、ひとはよく見えて
注意するひとはわからねー。

この現象につける名前ってあるかな、ときょうもヒマにあかせて考えています。