好戦的でよいではないか

ボルダリングジムで見かけて気になっていた本
(リラックスタイムに本が読めるよう、漫画や本など置いてるところがあります)
精神科医和田秀樹さんの「感情的にならない本」をネットで購入、昨日届きました。

www.kinokuniya.co.jp

すら~っと、あっという間に読めてしまいました。

そして、書いてあることは納得で
これまで自分が経験して考えたり、
あれこれ調べたり本を読んで実践してきたことと、ピッタリ合うんだな。

要するに

・怒りを感じるのは数秒間。その感情を手放して忘れたほうがいい。
・ムカ!とすることはあっても、その気持ちを置いておいて別のとこに意識飛ばすと怒りはおさまる。怒りに執着すると自分の気分が悪くなるだけ。
・深呼吸をしたり、ほかのことを考える、集中するのが有効。
・考えても解決しないことは、考えないようにした方がいい。
・「べき」の思いが強いひとは、視野も選択肢も狭い。
・どうにもならん人は、心のなかで突き放してほっとくべし。
・できるだけ自分がたのしく過ごせるような考え方、行動をしよう。

という感じ。

「大体、わたしできてるな、フフッ」
と思ったものの

気をつけるようにはしているけれど
同僚のひとたちの、わたしからすると
「社会人だったらこれくらいできてるべきだろ!」
と対応や報告ぶりの足りなさすぎるところについイラっとして、
ひどいときにはついつい、指摘してはその返しにまた
「足りなさすぎる!」
と怒ってしまう。

これ、なんとかならんかな~とここんとこ思ってたんですが
「あいつら、こういうとこ足らん。正してあげねば」
と思い込んでたからイライラしていたのですね。

「ああいう人たちなんだから、仕方ないさ。
わたしの『べき』を押し付けないようにしよ~」
と、一応これまでもそう思うようにしていたもののうまく自分のこころをコントロールできなかったのが、この本を読んで
「よしよし、やっぱもうあいつらほっとこう」
と思うことでだいぶ、スッキリしました。

ほんでね、これまでは
自分の性質が好戦的であることを自分で批判してしんどかったんですが
いろんな本読んだり考えたりして、さいきんは
「好戦的でいいじゃない、もともとの性質なんだから。
ただそれをそのまま対人関係で攻撃に使うのではなく、
その思考を利用して、いろんなことがうまくいくように調整しながらやっていけばいいさ」
と思えるようになってきたんだ。