ナイーブの衝撃

きぇ~!

きぇっきえっきえ~!

きょう、講読してる某新聞の朝刊で
鶴見俊輔さん関連の記事があり

「柿の木に託して罰や善を問うナイーブな一面」

という一文があり
前後の内容から、たぶん、褒めてるんよな?
英語で「naive」いうたら、
いちお、「素朴」って意味もあるけど
ほぼ、「世間知らず、経験の足りなさからくる(悪い意味での)純朴さ」
(参考:オックスフォード英英辞典
といった、否定的な意味で使われるんだけど…とメールで質問してみたら、
すぐ、ご丁寧に返信してくれたんだけど

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手元にあります小学館大辞泉によると「飾りけがなく、素直であるさま。また、純粋で傷つきやすいさま」とあります。

また、同様に岩波書店広辞苑では「素朴なさま。純真なさま。うぶ」とあります。

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きぇえええええ~!

どうりで、恥ずかしげもなく
「俺、ナイーブだからさ」
(え、自分バカって言ってんの?)
とかいう日本人おると思った!

英語とは別の意味で、英語風日本語として、辞書に載るほどに浸透しているのね~!!!

ちぇっ、ひそかにこの言葉の正しい意味を広めようと思っていたのに。

でも、よく考えたら日本語でさえ元の意味と違うことばが誤用から発したりして浸透してるもんね…。

しかし、わたしが生きてるかぎりは違和感消えないだろうなあ。。。