なんとかウツウツから脱出したい。

9月にはいってもう、5日目ですばい。

仕事がひまだもんでねえ、いろいろ、考えるとです。

昨日は終業、帰宅後すぐに焼酎飲んで早々に寝てしまい
夜中に目覚めて5時くらいまで布団でごろごろしていたのですが
書き物のネタに自分の記憶を拾い上げようとするのだがなんだか真っ平で
膝ぐらいまで泥水につかっているのを泥水に手ぇ突っ込んで
記憶を拾い上げる作業をしていました。

ここんとこ、ついつい終業後帰宅したとたんに焼酎飲んでしまう。
おかげで、昼間「あれしよう、これしよう」と思っていたことをできない。
それが毎日。まいにちのように「あすは、帰っても飲酒しない努力しよう」
と弱弱しく思うのだが、終業ちかくなるとそわそわして
帰宅すると、焼酎を火山灰のような色で三本足、ころんとした可愛らしいぐい呑み
なみなみ注いでぐいとあおり、内臓がひりひりするのをたのしんでしまう。

アルコール依存症ぎみかなあ」
と思うのだけれど、なかなか、やめられない。
飲みすぎてとか、体調くずしてとかでものすごく具合がわるくなるのをきっかけに
やめることができるけれど、数日から一週間くらいで機会に出合い、飲酒再開。
すこし前みたいに、翌日身体に影響があるほどは飲まないけれど…。

飲酒する理由は(依存症は、なんでも理由にするらしいが)
内臓のひりひり感が好きなのと(ひとりSM)
真面目に考えすぎる自分、しょっちゅう「自分のなかにいる母」からきびしく自己批判されるのでそれらから自由になり、リラックスしたいから。
それでも、そのせいでしようと思ってることをできていないのは、
と覚醒したら、自己批判のループ。

たまさか、旅にでたり、男と遊んだり(滅多にない)すると軽減されるけれど
昨夜のように、夜中、ぽっかり目覚めて
翌日のために飲酒をかさねるわけにもいかず
それより、すでに身体が疲弊して酒を受け付けない状態で
じりじりと時間を過ごさねばならないとき
(TVを観る習慣はないし、PCは昼間いやでもみなければならないのでやめておきたい。
本を読むにはぼんやりしすぎている)
すっきり眠っている夫が横におり
おだやかに寝そべっている猫があしもとにいる状態ではなんだか窮屈なので
いまはほかで家庭をもっている上の娘がうちに来たときに使う
かつての彼女の部屋にしいた布団でごろごろして過ごすわけだけれど

宝くじに当たったらどうするか
という妄想以外は、どうしてもこのままで生活はどうなる?
今後どうなるのか。
ということばかり考えてしまう。

ネットをみていると
苦労しながらも自己実現しているひと
苦労をしながらも着実にキャリアを重ねて出世している同年代あるいはすこし上の女性
やりたいことをやり、いろいろな縁にめぐまれていま転身したけどこんな面白いことやっています!わくわくみたいなひと

成功しているひとを取り上げており
そのひとたちだって、一筋縄ではいかない苦労やたいへんな思い、努力を重ねてきたわけだろうけれど
ついつい、この年にもなって、何者でもないわたしってなんだ?
誰かの上にたつ器でもなく
専門知識や経験があるわけでもなく
ただ毎日をのんべんだらりと過ごしている。

いや、わたしだって十分恵まれているほうだし
それなりに努力して、仕事だってなんだかんだ、得られているし
経験を重ねてきているといえる。
貴重な体験だってしてきている。

夫だって、仕事はないものの
不機嫌になることなく、当たり散らすことなく
にこにこと一日家にいてネットサーフィングしたり
オンラインゲームしたりして過ごし
わたしが帰宅すると猫とともに(猫がいつもすこし先)玄関にでてきてくれて
買い物袋を受け取り、買ってきたものを片付けくれる。
帰宅途中の買い物が思いがけず重くなると、電話するとすぐ店や駅まで来てくれる。
洗濯だって、洗い物だってしてくれる。

彼のポジティブ思考、「考えてもどうにもならないことは意味がないので、考えない」
を実際にできるところは家庭が暗くならないのに大いに役に立ってると思う。
わたしはどうしても、そうは思ってもつい、将来のことやなにやを考えてくよくよするから。

そうは思っても、ついついイラっとしてしまうこともある。
ここ数日は
「なんで一日中家にいるのに、必要なもの自分で買いにいかずにわたしに『これが必要』とか言ってくるんだよ!(帰りに買えばいい、と思っているからだが)
なんで一日中(金も稼がずに)家にいるのに、わたしにあれ食べたい、これ食べたいとか言うんだよ!(自分で作れば、と言うと「そのスキルがない」とか言う)
こないだの、ようやくこぎつけた面接でも、紹介会社から「わかりにくいところにありますので、迷わないよう気を付けて」と言われていたのにきっちり迷って20分遅刻、それなのに第二面接まで進めると思ってるし!みろ、あきれた紹介会社からすら2週間たっても連絡ないじゃないか(彼の日本人との意識の違いやビジネスパーソンとしての常識のないところにはイライラさせられる)」
といったことでくすぶった思いを腹にかかえていました。

同居の下の娘には愚痴って、同情を得ていましたが
今朝、きのうまであったはずの食パンはどこに行った?
という話を家族でしていて、あれやこれや捜索や話し合いの結果、
ふいにわたしが「腐らないように」と冷凍庫にいれたことを思い出し
冷凍庫から取り出すと、ふだん声を荒げることのない夫が
「なんで冷凍庫に入れた!」
と言って怒り出しました。
ときどき、妙なスイッチのはいるひとなんです。

これは、これまでも夫婦間で合意にいたらない論争なのですが
「パンは風味をそこなわないように冷凍庫にいれる」
と思っているわたしと、
「カビがつかずに状態を保つには、冷蔵庫にいれる」
と信じている夫とはいつも平行線なのです。

で、ふだんわたしは食パン食べないので、夫が冷蔵庫にいれているのを
「好きにするがいいさ」
と思って横目でみているのですが
この食パンは、わたしが昨日自分の昼ご飯のためにサンドイッチで使った残りで
白いパンなので、黒パンが好きな夫は食べないかなという思いもあり
たぶん、酔っぱらったときに「まだ残ってるから…」と冷凍庫にいれたと思うんです。

んが、顔をこわばらせて
「なんで冷凍庫にいれる!」
とか怒鳴ってきよるから、あ~あ、と思い
「日本では、風味が落ちないように冷凍庫にいれるのが一般的なの」
と説明、娘も「そうだよ、日本ではそうなんだよ」と援護射撃。

「なんでそんなことであんなに怒るんだよ!」
という気持ちも手伝って、その後、夫が食器用洗剤がないので買ってきて、
と言ったときに
「自分で買ってきたら」
と言うと、
「マリちゃんの帰りまで待てる」
と言われて
「なんで一日中家にいるくせに、それくらい買いにいかないんだよ!」
と怒り爆発させてしまったのです。

それから、ここ数日腹にたまっていたことを娘に愚痴って
「うんうん」
と聞いてもらい、相当テンション下がって出勤のとき、
夫も着替えて「スーパーに洗剤買いに行く」
と一緒に家をでました。

エレベータで「ごめんね」と言うので
「なにが?」と聞き返すと
「気分悪くさせて」。

精神的に強いひとで、仕事がない、お金がない、ということは平気なのに
わたしを怒らせた、と思うととたんにしょぼ~んとなって
そわそわして、ご機嫌をとるのに奔走するのです。
かわいい。

ここんとこ、家~仕事の往復で息が詰まってるのかもしれない、わたし。
夫と娘は、ずっと家にいて平気なひとたちだけど
わたしは外にでかけて遊びたいんですよね。
おとなしく家にいて家族に当たり散らすくらいなら、
外でリフレッシュして、家族にやさしくなれたほうがいい。

というわけで、外でのたのしみをみつけることをもくろんでいます。