ふと思い出し

ひとの言い方にイラっとくるもののひとつに、
こちらがそのトピックについて無知であろう前提なしゃべり方をしてくるのがある。
「とうに知っとるし、むしろお前より知っとるわ!」
と思ってしまうのが器の小さい証拠やね。精進精進。

それでもあえて言ってしまうと、
「ちゃんと相手をみてくれよ、、、」
「おいおい、わたしをそんなことも知らないとでも思ってるのかい?」
とあきれてしまうレベルのものがある。

いまでもよく覚えているのが、数年前デートした30歳代後半男性。
「京都は地図でみると右側が左京区で、左側が右京区ですよね。
これ、どういうことかわかりますか」
と言ってきよったので
「ああ、御所から見てね」
と半ばあきれながら答えたら
「よくわかりましたね!そうなんですよ~!」

彼は職業柄、あまり教養的なことにかかわりのない20歳前後の子とかかわることが多いから
それくらいの知識もない子もいたりして、
そういう「ミニ知識/トリビア」を披露すると
「すご~い、先生、物知り!」
って感心されたり尊敬されたりするのだろうけれど

地方出身とはいえ、京都に出てきてもう20年以上で
いろんなことに知的興味を持っているわたしが知らないとでも思ってるのか!
と、なんというか、相手の状況や教養程度を推し量れる能力のないことにがっかりしたものです。

そのひととは、2,3回のデートでダメになったことはいうまでもありません。