人の口に戸は立てられない

飲み屋で知り合い、こないだからちょこちょこ、お邪魔するひとんちで
豚しゃぶいただきながら話をしてると

「マリさんはいいうわさしかきかないなあ」
などと言ってくれる。
「俺は、なんだか意図せず一部『狂暴だ』と触れ回っているやつがいるらしいんだけど・・・」
と話をしてくれた。
実際にあった出来事の、彼からみた側面の話を。

相手が、彼の部屋で失礼なことをしようとしたので
それを止めた行為だけを周囲に
「あいつに、こんなことされた」
と言って回っているらしい。

なにをしても、なにを言っても書いても
相手の受け取り方や情報の流布の仕方
悪意のあるなしで、いやたとい善意であっても、いかようにもうわさは流れるもの。

わたしもさいきん、自分が書いたことで
関係するひとが
「こんなこと書かれてるよ」
と言われて読んだらしく、連絡がありました。
それも、自分の意図してない受け取り方をされている部分もあったり
(わたしの書き方の未熟さであったり、それぞれの感性の違いもありますが)
その後も、わたしのいないところでその話をされているようです。

自分が一旦言った、書いたからにはもうそれはわたしの手を離れ
悪意であろうが善意であろうがおせっかいだろうが伝えるひとの意思が多かれ少なかれ付け足され
もともとの意図と違う方向ででも広がってしまうのだということを改めて認識させられ、
これを口に出すか?書くか?
ということにますます注意を払っていこうと気を引き締めている今日この頃です。