ほら、あの「こぶたぬきつねこ」ってやつです。
自分のクリスマスプレゼントに「コブラ」ジャンプデラックス全巻買い、直後に風邪ひいて寝込んだ際(市販の抗原検査ではいちお、COVID-19陰性とでました)、読めるくらいまで元気になってからせっせと病床で読んでおりました。
コブラ・ラブ。
小学生のころ、通っていた歯科医院の待合室で読んだのだったか、親に連れていかれたラーメン屋のカウンター下ポケットに入っていたのを読んだのだったか、ジャンプに掲載されていた「コブラ」が衝撃で、以来忘れられなかったのです。
今回購入したなかに、その場面を見つけました。
きれいなねーちゃんがコブラの目の前で台に乗せられて液体窒素にドボンと沈められ、
カチコチになって上がってきたところを悪者にカシャーン!とガラス細工のように壊されるのです。
それを平気でみているコブラ…
当時の田舎小学生には衝撃的すぎる衝撃でした。
それで、ずーーーーーーーっと「コブラ」が気になっていて
40歳代にしてようやく、大人買いしたってわけ。
読んでみると、おもしろい、おもしろい!
そして、再確認したのですが、わたしはきれーなねーちゃんのきれいなお尻が大好きだ。
叶姉妹のようなバタ臭くてゴージャスボディの悪女たちがこれでもか!と美尻を披露。
もう、変態のようにねーちゃんのきれいなお尻にくぎ付けです。
なんでここまでセクシーランジェリーのような制服や普段着なんですか!
きれいでセクシーでわがままでツヲいねーちゃんたち大好き!
これを読んでいて思い出したのは「キャッツアイ」ですが、
妹が全巻集めていたキャッツアイ、話はおもしろかったけど
レオタードってのがいまいちそそられなかったし
わたしからすると、なんか腰からお尻にかけてぼってりしていてセクシーに感じない。
また、作者の北条司が九州出身だからだと思うんだけど、
根底に「無骨な九州男児」の美徳、それを支えるのが女、という思想を感じて嫌だったのですねえ。
「シティ・ハンター」にしても、やっぱり主人公は男で、女は添え物。
遊び人のふりしながら、実は純情な冴羽 獠、てのも好きくない。
ルパンは好きだけど、いつでも女に失敗した姿だけ見せてるのが物足りない。
一方、コブラはコブラが主人公だけれど女性も負けていない。
悪女、味方ともに女性がツヲくてきれいでセクシー、はっきり自分の意思をもっていて魅力的。
コブラに信頼できる仕事仲間はいるけど基本相棒はレディーだけの一匹狼、
ヤマによってはチーム組むけど、それが終われば解散、
仲間だの信頼だのメンドくさいことがなくていい。
そしてやっぱり、「きれい」と思う女性の顔、体つきが自分の好みとぴったり一致。
柴田昌弘も話は好きだし、女の子のスタイルはいいけど
顔が体に比してデカすぎるのよな~。
強い。努力はする、いつでも明るく、ひきずらない。過剰にひとを信頼しない。
なんかいろいろ考え併せて、自分の好みにピッタリなんですな~。
という、なんの落ちもない「コブラ」礼賛なのでした。