"We are Americans"の真意

家電業界の陰謀か。
計画故障か。

消費税増税を前にして、TVが壊れたので新しいのを買いました。
金曜日に到着。
で、新しいTVの出来を確認してやろかいと、
はように酔っぱらって寝て、夜中に起きるといういつもの週末なことをやらかして
ひさびさ映画を観たわけです。

CELL」という、スティーブンキング原作・脚本の終末思想な恐怖映画と
変態小説家」という英国のコメディ。

「CELL」は「ドリームキャッチャー」と「ザ・スタンド」を合わせたような映画だな~と思いました。
「感染」と「超常現象」と、キリスト教的思想が底辺にあることなど。
あまり救いのないところが、現実的でよかったです。

このなかで一番印象に残ったのが
「感染」を免れた主人公たちのグループがとある建物にたどりついたとき、
サミュエル・L・ジャクソン
"We are Americans."
と言いながらドアをたたくのです。

字幕は「我々はアメリカ人だ」とか、「アメリカ人だ」だったかな。

それを見ていて思ったのが

アメリカ人でないといけないのか!
いろんな国のひとがいるだろう!!
やはりアメリカは、アメリカ第一主義なのか!」

ということだったのですが、ただ、S.L.Jの劇中の人柄と言い方からし
「怪しい者じゃないよ~」
程度な意味かな、とも思えました。
こういう言い方、トーンって字幕にはできませんものね
(それでも、言葉の調子でそれを出そうと翻訳者は四苦八苦してると思いますが)。

もしかしたら、文化的なことを理解していないわたしがわかっとらん、
ちゃんとした背景があるうえでの言葉なのかもしれません。
調べたら簡単にネットで探せるのかもしれませんが、
それをまだわかっていない段階での自分の感想をここに書きたかったので
あえて、調べる前にこの日記を書きました。

「変態小説家」は、その小説家の気持ちや妄想がめちゃめちゃわかって、面白かったです。