分別のある大人になりたくない

ちょっとあれこれあって、大好きな映画からすこし離れていたのだけれど
さいきん、またぞろ映画館に行ったり、自宅の契約チャンネルの見放題映画観たりしている。

きょうは酔っ払いにまかせて「ミッドナイト・ガイズ」を観たのだけれど、ヒマつぶしと思って観たら、これがよかった。

eiga.com

いろんなひとの人生や思いを乱暴なアクション絡めて
年取ってそんな無茶やるのか!たのし~!!とね。

ジャン=ポール・ベルモンドアラン・ドロンヴァネッサ・パラディ守って年甲斐もなくロシアンマフィア相手に大暴れする痛快アクション映画、「ハーフ・ア・チャンス」

eiga.com

みたいだねと思ったけれど
もうすこし人生の深みがあると「スモーク」を思い出したね。

eiga.com

年取ってたって、暴れたいぞ!
おとなしくなるもんか!
世間の善悪にとらわれず、じぶんの価値観で死ぬ瞬間まで楽しくやるぞ!
という血をふつふつとたぎらされてしまった。

それにしても、と思った。

先日、ひさびさ大好きな、アフリカの紛争ダイヤモンド主題の「ブラッド・ダイヤモンド」観たのだけれど

eiga.com主役がレオ様なのよね。

レオ様だというのが最初から最後まであって、
「これがもっと傭兵感のあるあまり知らん役者だったらもっとよかったのにな~」
と思ったのだけれど

「ミットドイト・ガイズ」はアル・パチーノクリストファー・ウォーケン、言わずと知れた御大です。
画面みててもアル・パチーノだ、クリストファー・ウォーケンだとわかる。
それなのに、彼らが演じている役をすっと信じられる。
これが、ほんとにうまい役者の底力なんだな~、と思った。

いやー、映画ってほんと、おもしろいですね!

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。