ハーフの娘が紹介してくれたらしい、ドイツと日本のハーフのサンドラ・ヘフェリンさんの純ジャパがどーのこーのいう本を図書館で借りて読んだことがある。
日本人はついつい、「ハーフ」といえば西洋人とのハーフでええとこの子で金持ちで美男美女で頭もいい、という幻想を抱きがちだが実際にはこんなにもいろんなタイプがある、という話にはうんうんと首肯したのだが、前後にネットでよく見かけた彼女のお説「外国人女性は前髪を作らない」には賛成いたしかねる、とずっと思っています。
外国人女性が前髪を作らない理由
彼女によると、
前髪を作ると、おでこが広い人は、いわば顔の半分近くが隠れてしまいます。そうすることにより、顔は「幼い」印象になります。
ところがヨーロッパでは、ファッションも髪形も「大人の雰囲気」をもつ女性が支持されますので、「かわいく見せたり」「子供っぽく見せたり」というような“おしゃれ”からは足が遠のく傾向があるのです。
とのこと。
悪かったな。わたしは前髪つくってるぞ。
しかしそれは幼く、若く見せたいからではなく(いや、ある程度若くはもちろん見せたいが)自分に似合う髪型だと思っており、自分の個性を主張するためだ。
それに、実際に会ったり、ニュースなどでみかける「外国人女性」だって前髪つくってるひといるぞ。
カーラ・ブルーニだって前髪つくってたことあるぞ。
イザベル・アジャーニだって。
80年代の女子たちも。
よく言われるように、髪型、メイクは時代によって変わるもの。
個人の似合う似合わないも、個人の好みもある。
たしかに日本では幼い女性を歓迎する男性が西欧よりも多く、
それにおもねる女性も多いことは認める。
しかし、前髪でそうを断じられると、そういうつもりのないわたしとしては反論したくなるんだなあ。