今週のお題「大人になったなと感じるとき」
昨春大学を卒業して就職、家を出て一人暮らしをはじめた下の娘が
年末年始にひきつづき、先週の連休3日間も我が家に滞在しておりました。
この娘、すこしいやかなり肥満だったのを、家をでてから節制を重ね、徒歩徒歩散歩で
見違えるようにやせました。本人いわく、あと10㎏痩せたいそうなのですが。
この娘、スイーツが大好きで
いろんなスイーツ情報に目を光らせ、気になるお店には出かけていっては購入。
そういや、我が家に住んでたころは出町ふたばのものを含む、「豆餅3種ブラインド食べ比べ」
して「ふたばの豆餅はほんとにおいしいのか?」検証などもしておりました。
(結果、「ふたばの豆はたしかにおいしいが、餅やあんの状態、甘さなど、個人の好みによるのではないか。」ということに)
このごろは、「スイーツにまみれて死にたい」などと口走っております。
我が家に滞在した年末年始そしてこの連休、我が家にあるおいしい食べ物を堪能しおりました。
「うちに来たら、食べたいものありすぎて歯止めきかへんくなる~。自分ちに戻ったら、節制せねば」
と言いつつ。
滞在中、我が家ちかくのモールで「全国お土産市」つうのをやってるよ、と教えたら、目を輝かせてついてきました。
来週末は、某有名店の「ガレット・デ・ロワ」が届く予定なのでそれにあわせて再来日の予定。
その娘がこう言うのです。
「ママのように、したい」と。
「ママのようになりたい」ではないのが、ポイント。
「どゆこと?」
と訊くと、
「ママは美味しそう~、食べたい、と思ったものを買うけどそれを自分は食べないで、家族が食べることで満足している。わたしもそういう風にしたい。けどいまは、『美味しそう』と思ったものは自分がすべて食べたい」
ああ、そうなのよね~。
単純に家族愛、てわけではなく、お店で「美味しそう!食べてみたい」と思って買うものの
買うだけで満足して、家に持って帰ったら食べる興味を失って、家族に「どうぞ~」って言うんよね。とくに、甘いものに関して。
「わたしもはやく結婚して、家族をもって、ママみたいなことしたい~」
と娘はのたまう。
しかしそういえばこの娘、小学校低学年のころだろうか
「わたし、大きくなったらママみたいに趣味で仕事したい」
と言っておった。
いや…わたし、趣味で仕事してたわけじゃないけど。
お金が必要だったし…まあ、家庭にこもっていられる人間でないってのもあったけど…
「趣味で仕事をしている」と娘に思われるくらい、仕事たのしそうなら、よかったね。
でもそうして仕事に就いたいま、娘はめーっちゃ仕事が嫌なんだそうです。
ただ単に現在の仕事が性に合わない、ハード、というのもあるかもしれませんが
家庭をもったからといって、スイーツ買っては自分で食べずに家族にあげて満足できるようになるのか、母ははなはだアヤシク思っております。