プシケーとコナン

たびたび書いておりますが、昨年からユーザーコミュニティで作成、編集、運営を行うQ&Aサイト「Quora」にちょろちょろ出入りしています。

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こないだ帰省していた下の娘と雑談していて、
目に入った本棚の雑誌「プシケー」をみて思い出し、

「こないだ、Quoraでこんな質問の回答したんだけどさ」
という話をしました。

「男はどうして開けてはいけないと言われた箱を開けたり、見てはいけないと言われた部屋を覗いたり、してはいけないと言われたことをしたりするのでしょう?」

という質問に自分は
「そら、浦島太郎は玉手箱あけちゃいましたけど、「青ひげ」の嫁さんも開けちゃいけない扉あけて死体たち大発見しましたよね。「振り返ってはいけない」のに見るのはイザナギオルフェウスも。古今東西男女にかかわらず、「しちゃいけない」「見てはいけない」ものことをしたくなるみたくなるのは、人間の性なのではないでしょうか。」
と回答したのですが、他のひとはプシケーを挙げていて、なるほどねと思った、という話をしたんです。

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すると娘が「プシケーってなんだっけ。ギリシア神話、という認識まではある」というので

プシケーはPsycheと書き、英語でサイケと読み、「こころ」の語源である。
昔、王様に3人の姉妹がおり~
アフロディテ(ヴィーナス)に嫉妬され~
キューピッド(アモール)はプシケのあまりの美しさに焦って自分の矢で自分を傷つけてしまい~
正体をしらずにキューピッドと結婚したプシケ。しかし嫉妬した二人の姉にそそのかされて夫を裏切る。
アフロディテに許しを乞いにいき、いろんなタスクをこなすプシケ。
しかし、最後に見てはいけないと言われた箱をあけてしまう。
キューピッドが見つけて助けられ、神に列席されることになったプシケ。
いまや神になったので、もうアフロディテも文句を言わない。

(詳しくは プシューケー - Wikipedia を参照されたし)

というような話をしましたらですね。

途中「あの、この話いつまで続くの」
夫の顔みたらあかんと言われたの破ってひどいめにあってんのに、あかん言われた箱あけたって
「学んでないやん」
終わったら「こんな長い話、よう覚えてんな!」
と娘。

「何度も読んだからね。好きだし」

「なるほど、わたしがコナンの何話はこんな話、て語れるのと同じことやね!」

え、そこ…?
コナンと同等…?