正月から役に立った

我が家は毎年ロシア式に、年を越した瞬間に乾杯してパーティーを始めます。

それはロシア式なんだけど、準備が簡単なのと
みんなが大好きで豪華感があるので、いろどり魚の手巻き寿司が恒例。
年越しが近づいてくるとすしめしを炊きはじめるのですが、
ごはんが炊けて酢を混ぜるときに風を送るのに
数年前、RIZINに連れて行ってもらった際に買ってもらった
堀口恭二うちわが最強で、ここ数年活躍してもらってます。

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すし飯と堀口恭二うちわ

年末も本体のほうが勝利して、えがったえがった。

んが、じつはわたくし、一大イベントのクリスマスにむけて頑張りすぎたのか
クリスマスから4日間も、にぎやかな上の娘一家がいて相手して疲れたのか
26日あたりから体調崩し、28日には38℃の熱がでて以来、
ずーっと寝込んでいました。

結果、年越しのパーティーも上の娘一家の来訪を断り、泣かせてしまった。
年越しパーティーは夫と下の娘との3人だけで
わたしは29日から外出どころか家のなかも動く気がせず
最低限の移動のみ

食べ物は、家にあるものを食いつないで
必要なものは、夫か娘が買いに行ってくれるという寸法。

何日目からか、嗅覚が完全になくなって
食べ物の味もちょっとしかわからない。
嗅覚って大事ですね!腐ってるか危ないかの判断もつきゃしないし
味がほとんどわからないから、食べるたのしみもない。

最初は唾を飲み込むたびにカミソリを飲むような痛さだった喉もマシにはなり
背中の皮膚の痛みもようやく消えてきたのですが
熱がどうしてもさがらない。

月曜から仕事だし、「きょうと新型コロナ医療相談センター」に電話してみたら
「話をきいていると、ピークは過ぎているようだし、
いまあえて処方に制限のあり、重症者も集まりやすい緊急外来に行くより
月曜まで熱が下がらなければ月曜にかかりつけ医に行ったらどうですか」
と、身近に感染者がいるか、よほど重篤な状態でない限りPCR検査してもらえなさそうでした。

そんなこんなで相変わらず夫がひるま買い物に行き
某スーパーで「おたのしみ袋」という、彼の好きそうな
ソーセージ、ピザ、ナゲット…などの食品詰め合わせ袋をニコニコ買ってきました。

夜になり、娘が「牛乳がない。買ってきて」と言い出し、
やさしい夫がむかいのコンビニに出かけたのですが、もどってきて
「モンダイ。お金なかった」

お金もっていくのを忘れたのかと思ってわたしが笑い出したら
「笑いごとじゃない。昼間買い物したときに5000円を精算機にいれて
小銭だけ拾って、4000円をピックアップするのを忘れた」
はあ?バカじゃねえ?

この夫は以前、灯油を買いに行ったガソリンスタンドでも同じことやらかしてんだ。
そのときは、あとでスタッフに事情を説明したけれど戻ってこなかった…。

某スーパーはシステムしっかりしてるし、
悪い人があとからこっそり持って帰ったのでなければ
保管され、照合できれば返してもらえるんじゃないか?
と言ったけれど、夫は顔をしかめて
「自分がそんな間抜けだとさらしたくない。それに、レシートはもう捨てたし」

なんと…1000円のお楽しみ袋が5000円になったよ!

と思いつつ、できることはしたいとゴミ箱をあさってレシートを探し出し
そこに書いてある番号に電話をかけ、事情を説明すると、「あります」とのこと!
記録・管理システムさん、ありがとう!
夫は喜び勇んでたちまち回収しに行きました。
そして、わたしがご褒美に求めた「雪見大福」を2個買ってきてくれました。

日本語が流暢に話せない夫だったら、日本人だったら当然のようにできる
状況説明のやりとり、できなかったろうなあ。
病気でなんもできへんけど、正月から役にたったね~!
とわたしもご機嫌。