ここでいう「頭の悪いひと」とは、相手がどういう立ち位置で何を想定して、どの程度理解して話しているかをくみ取って臨機応変に対応しようとせず、頑固に自分の言いたいことだけを言って説明方法などの対応法を柔軟に変えず、理解できない相手を「頭悪い」と思うひとのことです。
この2,3か月、いまは別に家庭をもっている上の娘の部屋をぽちぽち片づけています。
燃やすごみで出せるものは出して、大型ブラウン管TVは業者に頼み、
先月衣装ケース2つとおもちゃなどのガラクタ、衣類などのボロを大型ごみで出しました。
それからさらに片づけて、おもちゃ棚として使っていた
黄色のプラッチックの棚を解体して、3段だったのの、1箱は引き続きおもちゃ入れにして
ほか2箱は捨てることにして今朝、大型ごみを申し込もうと電話しました。
とったのはわたしの苦手な声の高い、「わたし間違ってませんわよ」という感じのおばさん。
案の定、声のはしばし、ものの言い方にどこか上から目線を感じる。
さて名前電話番号住所を伝えてなにを捨てるか、と伝える段になった。
あらかじめ、市のウェブサイトを確認していて
「カラーボックス」に該当するかな、と思っていたので
「カラーボックスがふたつ」
と言いました。
黄色の箱がふたつだからです。
すると
「扉と引き出しはついていますか?」
「は?ボックス(箱)なんですけど」
「だから、扉と引き出しはついてるんですか、ないんですか」
ここで、こいつと話していてもらちあかんと思ったキレキャラのわたしはがちゃんと電話を切りました。
すこし深呼吸して、同じやつが出たらすぐさま切ろう、と思いつつ再度電話してみると
今度は穏やかそうなおばさんでほっとしつつ、
さきほどのは「カラーボックス」ではないらしいから、
「3段になっていた衣装ケースみたなものを解体したうちの2つ」
と説明しました。
それでも、むこうの理解とこちらのつもりが合わなかったのですが、
むこうが丁寧に質問してきて、こちらも落ち着いて答えて
こちらの捨てたいものを理解してもらえ、スムーズに申込は完了しました。
やりとりを反芻するに、どうやら「カラーボックス」というのは
むこうは棚のようなものを想定していたようです。
わたしの捨てたかったのはこんなやつ
無事理解しあえたときはほっとしました。
やっぱり、相手がどれくらい理解しているのか?どんなつもりでしゃべっているのか?を推測して適切に話を進めていくのは大事だなー、わたしも気をつけていこっと、と思いました。