読書

なみの雑学書では満足できないひとへ

今週のお題「おうち時間2021」 そんなわけで shinoginko.hatenablog.com 「男の民俗学大全」にきのうからかかりだしたわけですが これが面白い!大漁旗絵描き、漆掻き、マタギ…これが書かれた80年代でさえすでに時代の変化や後継者不足で廃れかかっているさ…

下品ですみません

いろんな職業のひとのことを描写していあるらしい先日「誠光社」さんで買った「男の民俗学大全」そろそろとりかかろうかとたくさんある目次を眺めてむればいっちゃん最後に「郡上竿師外伝」とある。 「郡上って、あの岐阜県の郡上よねもう10年くらい前にM…

おうち時間は本の虫

今週のお題「おうち時間2021」 実際の書店をぶらぶらして書店にいかなければ出会わない本に出会うのが好きで、大学生のころから、そんなふうに出会って一目ぼれした本は少々値が張っても買う贅沢を自分に許している。 「TVはくだらない、下品。観るならNHK」…

きょうの読書:つっこめお伽草子

こないだから、自宅時間にちくま文庫の「お伽草子」を本棚から引っ張り出して再読しています。 お伽草子 (ちくま文庫) メディア: 文庫 これが、突っ込みどころ満載なんだな。 まずはしおりの挟んであった「物くさ太郎」から。自分の住みたい立派なお屋敷のこ…

ノウとエン

そっかあ、クセかあ! 322ページめまできて突然、合点がいきました。 言われて理解はできる、言ってることはわかるんだけど心底、自分のなかで腑に落ちてなかったのがきゅうにストンとくる。そんなことありますよね。 そして、わかってみても、時間がたてば…

読み応えのあった「葬送の仕事師たち」

阿部公房の「カンガルーノート」って、「考えるノート」がロレって出来上がったのかなと、今頃になって思いついた篠木マリですみなさんこんにちは。 相も変わらずあれこれと、平行して買ったり借りたりした本を読んでいるのですが昨日読了したのは「葬送の仕…

さいきんの読書3:ヨーロッパぶらりぶらり ほか

前職が謎なのですが、思い立って退職して、ひとりレコードレーベルの社長をしている方がいます。 彼がかかわるコンサートのお手伝いをちょこちょこ、したりして谷川俊太郎さんの会では、打ち上げで隣に座らせてもらったこともあります、きゃ! 彼の手配する…

さいきんの読書2:なぜ「活動家」と名乗るのか

ここのところ図書館は入館するとカウンターに直行、ネット予約した本を受け取って帰るだけでしたがこないだは珍しく、心身に余裕があったので館内を見て回りました。 そこで、以前から気になっていた湯浅誠さんの本があったので借りることにしたのです。 な…

出会いをもとめて

現在つとめているところは大手のホワイト企業だった前職とちがいワンマン社長の超零細企業 え、それって労基法違反でわ。。。ってこともあるんだけれどこの界隈のひとって「これが普通だ」と信じてるんですね。で、変える気もない。 前職のひとたちとの食事…

書斎がほしい

子どものころは地方の「ニュータウン」と呼ばれる山を切り開いて作られた新興住宅地に住んでいて、当時のその周辺は平屋がふつうで、二階建ては貧乏の証拠、「可哀そうに」と思われたものだった。それはともかく、庭も家屋も広い家には父親の書斎があり、そ…

「キャパになれなかったカメラマン」

さいきん、やたらねむい。 昨日は終業後、夫と自転車で30分ほどのところにある下の娘の住まいに行きました。在宅勤務の最中に、上の娘の部屋を整理したところ、クローゼットから扇風機がでてきてそれを、5月から一人暮らしをはじめた下の娘に進呈すること…

アシモフモフ

あるときふと思いついていらい、アイザック・アシモフのことを「アイザック・アシモフモフ」と呼んでいる。 ちいさなわたしの本棚には、読みたくて買ったはずなのに結局食指が動かなくて読んでない本が何冊かありそれでも、その本を買ったことは覚えているの…

ググレカス

昨年末あたりから、「Quora」というサイトにハマっています。 jp.quora.com 「Yahoo知恵袋」の高級版とでもいうのか、読者の質問に読者が答えるものなのですがけっこう専門性の高いひとがわかりやすい回答をしてくれていたりユーモアあふれてておもしろい回…

エマニュエル・トッドを読み始めた

この2,3か月ほど、図書館からせっせと本を借りては読んでいます。ネットや新聞の書評や言及で気になったものを、京都市図書館のインターネット蔵書検索で検索、みつかったら予約して。 これは数年前からしてはいたのですが、それまで休止活動くらいのいき…

乱読Days

SNSの利点を生かして、みなさんのオススメ本を買ったり図書館で借りて読んでいます。 先日買った「闇市」はよかった。そうそうたる作家の、いろんな角度からの戦中戦後をさまざまな描き方で。 闇市 (新潮文庫) 発売日: 2018/07/28 メディア: 文庫 さいきんす…

匂いの記憶は殴り合う

46歳のとき、23歳の大学生と一瞬、つきあいました。3か月くらいだったかなあ。10月に知り合いのやってるバーで知り合って、2週間後に飲みに行き、その夜抱きしめられたけど柄にもなく、ちょっと抑えてみるべきでは?と思ったものの、結局生来の性格は抑え…

隼別王子の叛乱

新元号が万葉集からとられたってことでにわかに万葉集が人気になっていますが 万葉集のかんたん解説で、朝日新聞では代表的な歌人として 「額田王や柿本人麻呂、…」 と名を挙げられていて、額田王好きなわたしは、柿本人麻呂を差し置いて最初に名前が挙げら…