かざんみー

いぇ~いようやく明日は金曜。

土日越してサザエさん症候群じくじくしながらげっちょになり
がむばって3日働いたら休みらー!
そしてヨタヨタ金曜日に出勤したら、お盆休み連休らー!

前の会社は祝日が休みでなかったので
祝日が休みってのはほんと、シアワセ。

苦節一か月半、新しい職場にも慣れて
上司もあたしを受け入れてくれたカンジだし
すこしずつ、緊張がやわらいできた。
居やすくなってきた。

ほんで、仕事するから、シャンとせねばならんからと
それまでがぶがぶ飲んでたのを、平日飲まん日々を続けていたのだが
先週あたりから油断して、帰宅してりらっくすしながら缶チューハイ1杯くらいは飲むようになった。

ほんでほんわかしたせいか関係ないか、
半年くらい前に腹立てた相手が夢にでてきた。

先週末、ひさびさ飲みに行った店でそのひとの話がでたからかな。

その店とは別の飲み屋をやってるひとなんだけど、
そのひとの彼女がヤキモチ焼きらしくて。
これまでも、スタッフの女の子をずいぶんやめさせてきたみたい。

あたしはそのひとは以前からの知り合いで
いい子やなと思ってたし
友達のいないあたしの飲み歩きにつきあってくれたりで
ありがたいな~とは思ってたけど
男としての興味は1mmもなかったから!

あたし、男は初対面会った瞬間に

1.したい男
2.してもいいし、しなくてもいい
3.男としての興味ないが、友達としてはいい
4.人間としても嫌い

に本能的に分類して、それはほぼ変わることはない。
その子、Oくんとしよう、Oくんは3だった。

まあ、むこうだってそうだろうけどさ。

ともかく、あたしは彼に男としての興味を1mmも抱いてなかったのさ!

それなのに、どうやらその彼女があたしがうろちょろするのがおもしろくないらしく
Oくんのお店にいくと、だんだん氷のような態度でコワいコワい。

彼女を慮ってか、Oくんまであたしに
「はあ」
みたいな態度とるようになってきて、気分わるいなあと思ってたんだけど

そんなとき、Oくんがすごい、と思っているある人、あたしの友人であるひとをOくんの店に連れていった。

店にはいるとさいきんのOくんらしく
「あ~、いらっしゃい」
ってそっけない態度だったのに、
「Fさん連れてきたよ~!」

と言ったとたん、ぱあっと顔をかがやかせて
「えええ~!すごい!ありがとうございます!!」
と態度が豹変。

あたしらが店にいる間、テンションあがりっぱなしで
「ほんとうにありがとうございます!」
とデレデレ。
逆にあたしは「なんなん?」ってシラー。

で、次回ひとりで店に行ったらまた氷の彼女もいてOくん
「なんの用?」
的な態度だったので

店やってるのにそれはないやろう!
と、まあじぶんも好きなひといたら焼きもちやきになるから彼女の気持ちもわからいでもないとそれまではいろんな女の子が追い出された話きいても、Oくんの態度悪くなっても多分に同情的だったのですけどね。
ついにプッチンときて、「失礼しました」と冷静に言って店飛び出したってわけ。それから行ってないし、行きたくもない。

ほんでしばらく、じぶんがそれどころではない状況になって木屋町そのものから遠ざかっていた。

ようやく、そろそろ行くようになり、先週末Mさんのお店に行くと
Oくんと親しくしてて、店にもよく行ってたのを知ってるから
「Oさんとこ、行ってます?」
と訊かれたけど、もういろいろオブラートに包むのもメンドくさいお年頃なので
「行かないことにしてるんです」
と言うとすばやく
「ああ、さいきんあんまり飲みに出歩かないんですね」
と言いかえてくれた。

口下手で思ったこと、気の利いたことをさっと言えないあたしと違い、Мさんは頭の回転はやくてキレがいいよなあといつも思う。

そう言い換えてくれたおかげで、まわりで聞いてるお客さんも、あたしが飲みに出かけないだけだという印象を持ってくれただろう。さすがМさんだなあ、と感心した。

ま、Оくんとこは、彼女に気に入られたひとしか出入りしないようになるんだろけど、それでもまわっていくんだろうけど、あたしは性格がいいので滅びてしまえ!と思ってる。

 

 

修行たりぬか

週末はさいきんはじめた身体系の習いごとでカルチャーへ。

20年フラやってたのもあり、ボルダリングもしたり
いろんな身体系のワークショップに参加したりで
「身体のつかい方が上手」と言われることも多く
まるで初めてのひとより、体幹ある程度鍛えてあるし基礎ができてると思う。
この習い事の先生にもそう言われている。

だから、あたしより一年前の先輩たちを下手に追い越さないように加減している。すこしは上達しようとはしているけれど、ほどほどに、…と。
で、レッスンが終わったあとに先輩のひとりが
「なんか全体がうまくつながらへんわー」
言うので
「わたしなんて、それどころじゃない!ぜんぜん覚えられてない~!!」
と言ったら、
「なに、パニクってるの?大丈夫?」
とえらく心配してくれて
レッスンあとの着替えでも声かけてくれた。

夜も、
「きょうのマリさん元気なかったから心配で。大丈夫よ」
とかメールくれたり。

えせ京都人として配慮してるつもりだったんだけど
心配されるほどってのは演技下手だったのかなあ。
まだまだ、修行たりんなあ。

京都人的わたしなりしか

そういうわけで、いまの職場で働きはじめて一か月がたった。

直属の上司をリーダーとする3人のグループの、わたしは事務担当といった立場でこの一か月、ぽちぽちメンバーと雑談してきた。

上司は東京方面のひとで、数か月前に京都に赴任してきたばかり。
わたしが京都出身でないときいて
「京都弁教えてもらおうと思ってたのに」
とガッカリしていたが

数週間たったとき
「マリさんって京都の言葉はしゃべらないけど、京都人ぽいですよね」
てな感じのこと言われて
「ぬををを?それはどういう意味で?
本音と建て前が違うってトコかな?」
と思いつつも、元来口下手なのと下手に会話を深めたくなかったので
「ええええ そうですかぁ~?」
と言うにとどめておいた。

先週は、東京からのお客さんをまじえて雑談しているときに
東京と京都の違いについてあーだこーだ話していると
お客さんが
「どこかよその土地に行ってみたくなりますよねー」
的なことを言うと上司が
「京都はコンパクトな中にクオリティ高いものがいろいろ揃っていてそれだけで満足できるから、京都のひとはあえて外に出て行きたいとか思わないみたい。マリさん見ててもそう思う」
などと言う。

や~ かなんな~
そりゃ、仕事で「ひとの対応ぶりをみて見極める」とか言ってたけど
雑談系でも観察して分析するんだろなー性格柄。
やめてほしいわー 桑原桑原。

しかし、上司からみると「京都人ぽい」とはあたしのどゆとこ?
と得意の思考に沈んでみる。

京都にきてもう30年以上になる。

来た当初は、「裏表のある」京都人ていやらしいなあと思ったものだけれど
いつのまにか、じわりじわりと
「まずは、様子見」
相手をみて、ふんわり(そういえば、コンテンポラリーダンスのワークショップの講師をしたダンサーが「京都のひとは羽衣オーラをまとっていますね」言うてた)地の自分は隠して相手にあわせてあたりさわりのない対応をする自分になっている。それが「人間関係を円滑にするミソ」だから。
もちろん、素のときは違うし、正直に本音をぶつけあうのがフツーでいっそそれが心地よい海外のひととはそうするけど。

いつのまにか、京都の水に染まっていたらしい。

大好き枝豆、清水寺門前のお気に入り陶器店で買った器に

 

わたし、健在なり

「わたしが欲するときに    availableでない男に用はない」
というわたしがまたまた発動するできごとがあった。

相変わらずだなあ。

すこしは、成長したと思ってたのに。

でも、このごろ思うんだ。

「わたしが欲するときに    available(すぐ応える、相手をしてくれる)でない男に用はない」
ってワガママだと思って封印しようとしてたけど

それでいいじゃん!

わたしの正直な気持ちなんだからさ。

なんで封印しようと思ったのかを考えてみると
それがオトナというものだと
オトナというのは相手の気持ちも思いやり、人間としてできたひとで
それを目指しているから

なぜそれを目指しているかというと
それが昨今の日本社会的「良い」だから
親から教え込まれた「良い」だから

でもさー、全人的にいいひとなんて、好かれるひとなんていないんだし
そもそも、無理しないでいいじゃん。
よほど人を傷つけることしなけりゃ
そもそも、どんだけ気を使っても勝手に傷つくひともいるんだし

ある程度、ワガママでよいのよ。

もっと自分に正直に、自由に生きよう!

えっ、それ以上自由になってどうすんのって声もきこえてくるけど。

夏はやっぱり金魚カクテル

暑い時期にはやっぱりこれ。

焼酎(今回は奄美黒糖焼酎)に氷、炭酸水で鷹の爪。
かわいい見た目に
キリっとさわやかなところへ鷹の爪がピリっとさらに涼な味わいを添えてくれます。

 

shinogimari.wixsite.com

しごとのたのしみ

4年ぶりに以前働いてた組織にもどってみると
最初はいろいろ忘れて戸惑ったものの
あれこれやってるとだんだん思い出し
今回の配属先のひとにも評価されつつあるみたいでホッ。

前職のオフィスは小さくて
ほぼ身動きがとれなかったけれど
いまのオフィスは建物大きいので動き回れるし
別棟や、徒歩20分くらいかかる購買部に用事があったりして
なにかと歩き回れるのでたのしい。

運動にもなって、働きはじめて3週間で1kgちかくやせた。
土曜日に行った2週間ぶりの習いごとでも
「やせました?」
と言われた。

前職では半年ほど、ほぼ何もせず家でごろごろしていて
給料はもらえていたけれど、真面目なもんで拘束時間中は仕事の気分だけど、ほぼすることないし
社会に後れを取っているじぶん、
転職しても仕事できるのだろうか?
そもそも仕事みつかるのか?この年齢で
という不安に押しつぶされそうな日々。

それから不安と落ち込みの転職活動時期を経ていまがある。
転職活動をしていた時期は、普通に働いているひとをみては心の中で
「いいなー、仕事があって。働いてる、働く場所があることが当たり前で」
と劣等感を感じたりしたものだけれど
働き始めると、あっという間に3週間で「仕事してる自分」が当たり前になっているのに自分で驚いている。

前職は零細企業で社長が労働基準法無視のひとだったから、有休はなかったし祝日も休みではなかった。
最後の2年間は在宅勤務が半分であったり全部であったりしたので自由っちゃ自由だったけれど、やはり「勤務日」「勤務時間」というのはなにかしら心に手かせ足かせがある。

それが今の職場は法令順守当然の大企業だから、土日祝は当然休みだし有給休暇もある。それがたまらなくうれしい。仕事から完全に解放されて休みなんですよ日は大事だ。

するってえと、来週がんばって5日働いたら翌月曜は休みだー!
つまりその週は4日しか働かなくてよくて、
それからまた2週間がんばれば木曜が休みで
その次の週は企業の定める夏季休業3日間!

そういうのが勤め人的ささやかなしかしおおきなたのしみ。

 

そして3週間

新職場ではたらきはじめて3週間がたった。

1週目は自分の環境を整えるので必死、
2週目は環境整ってそこそこ落ち着いたけど、まだ緊張が解けず、上司とやっていけるか不安で泣きそうになっていた。
3週目にはいってようやくいろいろ理解して落ち着いて、あれこれ進めていける自信がついてきた。上司にも受け入れられてきた感触。

新職場といっても、4年前まで10年間いたところなんだけど
働き始めたら、あれこれすっかり忘れていた。
「ひとって、忘れるもんなんだなあ」
と感心することしきり。

けれど、働き始めたらあれもこれも思い出してきて
さいしょぎこちなかったのが、どんどんスムーズにいくように。

独特の文化やシステムのあるところだから、
真っ白だったら教わるほうも教えるほうも大変だったろうなあ。

基礎がわかっているのでさらっと説明されて理解できるし、自分で「あれはこうだったはず」とずんずん進めていける。
だから、この職場経験者が募集要項に盛り込まれていたんだなあ。

そしてキモだと思ったのが
「不明点は初期に明らかにしていく」。

わかったふりは、あとで自分がたいへんになる。

そういやあ、前職ではその場逃れの対応ばかりして、全方向からみると嘘ついてるようにしかみえないひといたなあ。

自分自身がわけわからず対応しているひとも…。

それ考えると、いまの職場はわたしより頭のいいひとばかりなので安心する。

じぶんにとっての「あたりまえ」が通じるところと通じないところってあるな、と思う。
そして、通じるところに戻ってこられてほんとうれしい。